身近に潜む様々なアレルギー物質について

アレルギー物質とは、体に触れると反応する性質がある物の事で、食べ物から金属まで様々な種類があります。食べ物の場合は、意識的に避ける事で症状のリスクが減らせますし、安全な生活を続ける難易度は決して高くありません。卵や乳製品は、小麦と同様にリスクが高いので、ケーキや洋菓子等に危険が潜む場合があります。外食はアレルギーリスクが高まるので、素材に拘ったお店や明確に公表している商品でなければ口にする事は難しくなります。エビやカニ、ナッツ類といった加工食品の場合は、アレルギーに関係する物質の表示が義務付けられているので、外食よりも比較的安全に食べる物が選べます。ただ、表示が義務化されていないアレルギー物質もあるので、加工の仕方次第では表示が行われません。確実に症状発症のリスクを避ける為には、食材を自ら栽培する必要があるので、現実的には完全に回避する事が難しいといえます。身近なアレルギー物質としては、金属もまた問題を引き起こす原因の一つで、直接触れた際に何らかの症状が起こります。代表的な症状は、軽い皮膚炎から長期化する赤みですが、どちらも原因物質を取り除けば次第に改善します。金属は、直接口にする事が通常ありませんし、誤って飲み込む可能性も極めて低いので、身近な物でも食品に対しては比較的安全です。歯科の治療具は、従来アレルギーの温床でしたが、素材が見直されたり改良された事によって、口内から問題が発生する頻度は減少しています。アレルギーを引き起こす金属は、水に対して溶け易い事に加えて、体内のタンパク質と反応し易い特徴があります。
皮膚に対する表面的な接触であれば、発症する問題もまた接触面に限定されるので、肌の反応を見るパッチテストに活用出来ます。
口に入れたり飲み込む食べ物は、体を危険な状態にする事もあるので、慎重に確認してから口に含む事がアレルギーに対する防御の考え方になります。

アレルギーは親の遺伝と関係するのか

親から子へ受け継がれる遺伝子には、受け継がれやすいものと、受け継がれにくいものがあります。前者は優性遺伝子、後者は劣性遺伝子と呼ばれています。これはあくまでも、受け継がれやすいかどうかを表現しているのであって、その遺伝子が優れているとか劣っていると言うことではありません。ではアレルギーはどちらに該当するのかと言うと、正確なところはわかっていないのが現状です。しかし、母親や父親、あるいはその血縁関係者にアレルギーの人がいた場合、その間に生まれた新生児もこれを持っていると言う可能性はゼロではありません。そのため、アレルギーも比較的受け継がれやすい、優性遺伝子ではないかと言う説が有効です。母親が何らかのアレルギーを抱えていた場合は、およそ30%の確率で遺伝すると言われています。父親の場合でも、確率は母親に比べると低くなるものの、やはり遺伝する可能性はあると言われています。そして両親ともに持っていた場合には、子供にもそれが出てくる可能性は50%以上になると言われています。こうなると、少し確立としては高いかなと言う印象を持たれる方も多いかもしれません。ただし両親や血縁者に一切、アレルギーを持っている人がいないのに、子供にはあったと言うケースもあります。そう言った意味では、遺伝は確かに関係はしているけれど、そればかりではないと言うことができます。アレルギーを持っている方は、自分の子供にそれが遺伝されてしまったら、と不安に思われるかもしれません。しかし、あまり神経質になるのは考えものです。またアレルギーの場合、何に対してそれを引き起こすのかをきちんと調べておけば、症状の発症を防ぐことは可能です。ですから、両親ともにアレルギーを持っていないと言う方も含め、子供が小さい内に病院で調べてもらうことはとても重要なことです。

自分のアレルギーを検査する方法

アレルギーの検査方法で最も一般的なのが血液検査です。血液の中の白血球には病気と戦う働きを持っていますが、アレルギーの人は白血球の中でも好酸球が多い傾向があり、また免疫に関わるタンパク質のIgE値の数値が高いです。原因と考えられるアレルギー物質に対して陽性か陰性を調べるためには特異的IgEからわかります。100まである指数のうち、0.34以下はスコア0で陰性です。0.34~0.69がスコア1の陽性の疑い有り、0.7以上のスコア2が陽性と判定されます。100近い数値が出るとスコア6で、非常に重たいアレルギーです。また皮膚検査も行います。スクラッチテストでは原因とされるアレルギー物質を皮膚に付けて、針で少しだけ皮膚を引っ掻いて傷つけます。15分経ってその部分が赤くなったり蚊に噛まれたように湿疹ができればアレルギー物質を特定できます。喘息が強く疑われる時は、呼吸機能検査を通して肺や気管支の状態と機能を調べます。肺の膨らみで分かる肺活量や、気道が狭くなっていないかを見る1秒率を測定します。息を吸って吐くという労力が必要なので、子供には用いません。気道過敏性試験では、薬剤やアレルゲンを吸入させて呼吸機能を見ます。気道が過敏だとアレルゲンに強く反応して息苦しくなるため、慎重に行わなければなりません。花粉症の可能性が高い場合は、目の検査も行います。ブラッシュサイトロジーという専用のブラシで眼脂や結膜を採取して、好酸球を顕微鏡で探します。その他にも目に花粉を点眼して、結膜炎を引き起こさせる検査がありますが、陽性だと体への負担が大きいです。また鼻の検査では、鼻にアレルゲンを入れて粘膜を観察します。


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